Greeting from professor 教授挨拶

主任教授平岡 弘二

Profile

1988年
久留米大学病院研修医(整形外科学)
1993年
久留米大学医学部助手(整形外科)
1998年
筑後市立病院整形外科 科長
2002年
久留米大学医学部講師(整形外科)
2003年
Scripps Research Institute(San Diego)留学
2011年
久留米大学医学部准教授(整形外科)
2022年
久留米大学医学部教授(整形外科)

取得資格

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • がん治療認定医
  • 運動器リハビリステーション医
  • 骨軟部腫瘍医

所属学会(国内)

  • 日本整形外科学会
  • 西日本整形・災害外科学会
  • 日本癌学会
  • 日本骨転移学会
  • 日本骨折治療学会
  • 日本運動器科学会
  • 日本創外固定・骨延長学会

所属学会(国際)

  • 日独整形外科学会

ご挨拶

久留米大学医学部整形外科は昭和7年(1932年)、日本の整形外科学教室として11番目に誕生した歴史ある教室です。2022年には開講90周年を迎え、自分も含め医局員一同、気持ちを新たに医療、研究、教育に全力で臨む所存です。開講以来、当教室に入局された先生は総勢602名に上り、現在は大学病院、関連病院を合わせて124名の教室員が活躍しています。

久留米大学病院は特定機能病院、がん拠点病院、高度救命センターとしての役割を持っており、その中で当整形外科学教室では重度外傷、手の外科、骨軟部腫瘍、脊椎脊髄病を主に診療しています。また分院である久留米学医療センターにて、肩、股、膝、足関節を含めたあらゆる関節疾患を治療しています。スポーツ医学に関してはラグビーをはじめとした、多くのスポーツを医療面からサポートしています。2つの病院では年間2000例を超える手術症例に対応しており、日々教室員の専門性と努力が求められています。

またリハビリテーション部も独立して活躍しており、急性期から回復期まで専門性を携えたスタッフが対応できる体制となっています。このように経験豊富なスタッフによる高度医療の実践により、福岡県の南を中心に隣接県を含んだ広範なエリアにおいて、充実した医療を現在まで維持できてきたと考えています。地域医療の発展は久留米大学の大切な役割の一つです。当整形外科学教室は30を超える教育関連施設とともに、地域医療を充足させるべく今後も貢献してまいります。