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急性期外傷性脊髄損傷に対する 再生医療等製品を用いた診療について
- 2025.07.2 | お知らせ
当院整形外科では、2025年1月より、再生医療等製品である『ステミラック®︎注』(一般的名称:ヒト(自己)骨髄由来間葉系幹細胞)を用いた治療を開始いたしました。
これまで主な治療法がリハビリテーションに限られていた脊髄損傷に対し、厚生労働省の定めるガイドラインに基づき、施設認定を受けたうえで本治療を導入しています。
↓詳しくは以下のリンクをご参照ください↓
急性期外傷性脊髄損傷に対する 再生医療等製品を用いた診療について

【適応疾患につきまして】
外傷性脊髄損傷、ASIA機能障害尺度A、BまたはC
*損傷高位レベル(頚髄、胸髄、腰髄)や年齢の制限はなし
【適格性基準につきまして】
本治療はオーダーメイド製品に分類されるため、原材料となる患者さんご本人の末梢血や骨髄液に病原体が含まれていないことが必要です。
そのため、お問い合わせフォームに記載の感染症検査を含む、患者さん情報のご提供をお願いいたします。
適格性基準のご確認および必要事項のご入力は、上記リンク内のURLまたはQRコードよりアクセスのうえ、お願いいたします。
【お問い合わせにつきまして】
骨髄液の採取は、脊髄損傷受傷後31日以内を目安に実施する必要があるため、受傷後おおよそ2週間以内の転院が望まれます。
患者さんのご紹介を希望される主治医の先生におかれましては、できる限り早期のご連絡をお願い申し上げます。
*ご注意事項*
※お問い合わせは、患者さんご本人ではなく、主治医の先生からお願いいたします。
※適格性基準の判断にあたっては、詳細な全身スクリーニング検査を実施いたします。
その結果、投与に不適切と判断される併存症や合併症が認められた場合には、本治療を受けていただくことができません。